ガンダム00 #11 二重人格者の苦悩。もしくはウルサイ1人芝居

ガンダムにおけるR2-D2的ロボットであるハロは宇宙空間で船の修理も出来るのだ。

もう、精神不安定のパイロットクビにして、ハロに戦闘させればいいんじゃないだろうか?

モビル・ドールみたいに。

メガネ:キュリオスを鹵獲寸前まで追い込まれ、ナドレの姿を敵に露呈してしまった。

メガネ:全ては作戦の指揮者であるあなたの責任です。

戦術担当:ごめんね。

メガネのパイロットとしての能力不足もあると思いますがね。その辺はあえて言わない。

それが優しさ。ソレスタル・ビーイングの仲間としての優しさなんです。

ソレスタル・ビーイングのメンバーはみんな思いやりのある人々なのです。

ロックオン:ナドレを敵にさらしたのはお前だろ。

あ、言っちゃった。

痛いところを突かれて帰ってしまいました。

前回、ソーマ少尉と戦闘し、人革連が強化人間を作っていると知ってしまったアレルヤ君。

この事実を報告すべきか悩んでいると

ハレルヤ:やる事は1つだろ。

アレルヤ:ハレルヤ!?

アレルヤ君の別の人格、ハレルヤ君登場。

アレルヤ、ハレルヤの区別は髪型で決まります。髪型を坊主にしたら、どっちの人格になるのだろうか?

いつも表にいるアレルヤになるのか?

坊主にされて激怒→ハレルヤという可能性も…

ハレルヤ:あの忌々しい機関が存続していて俺らのような存在が次々と生み出されている。

アレルヤ君は強化人間研究機関にいたらしい。だから精神がアレなんですね。

アレルヤ:叩けというのか!?仲間を、同類を!

ハレルヤ:お優しいアレルヤ様には出来ない相談か?

ハレルヤ:なら体を俺に渡せよ。

今週のナンバーワンエロス台詞

アレルヤ:殺す事は無い!彼らを保護することだって…

ハレルヤ:戦闘用に改造された人間にどんな未来がある?ガンダムマイスターさんよぉ??

アレルヤ:違う!僕がココに来たのは…

ハレルヤ:戦う事しか出来ないからだ!

アレルヤ:違う!

ハレルヤ:それが俺らの運命だ!!

アレルヤ:違う!僕は!!

刹那:…………どうした??

実は最初から聞いていたけれど、面白いので1人でしゃべらせていた放置プレイ好きの刹那君。

思いやりあるソレスタルビーイングのメンバーは、精神異常者を見かけても冷たく突き放したりしないのだ。

まずは対話。相手の話をよく聞く事から。いきなり暴力で押さえつけたりしないのです。

アレルヤ:なんでもないさ。

半袖を着ているアレルヤ君にはマフラーを巻いている刹那君が変人に見えてしうのです。だから、つい、避けてしまうのです。

すれ違う2人。

あからさまに嘘をつかれて、刹那君はちょっぴり寂しくなりました。仲間はずれにされた気分。

そこまで叫んでおいて、なんでもないわけないと思うんですけどね。

この後、刹那君がアレルヤ君の精神異常を戦術担当に報告したに違いありません。

アレルヤ君は戦術担当の所へ。刹那君からアレルヤ君の精神がオカシイと報告を受けていた戦術担当は

酔ったフリをしてアレルヤ君の様子を見る作戦。

作戦なのです。酒のビンがたくさん置いてありますが、普段から飲んだくれているわけではないのです。

中身はトマトジュースなのです。

アレルヤ君は作戦案を持ってきたのです。強化人間研究機関をぶっ潰す作戦なのです。

組織の力を使って過去の恨みを晴らす作戦なのです。職権乱用なのです。

楽しいお酒の時間を、仕事の話で台無しにされてしまってガッカリしています。

酒の席で仕事の話をして、その場をシラケさせてしまう。アレルヤ君は空気の読めない子。

そんなわけで人革連のコロニーにやってきた。

ラビアンローズとか言わないで。

人革連の強化人間養成機関発見

アレルヤ:ためらわないさ。僕はガンダム・マイスターだ!!

そう。アレルヤ君はもう迷わない!強化人間どもを一掃すると決めたのだ!

アレルヤ:殺す必要があるのか?…そうだ、彼らを保護して

ハレルヤ:甘いなぁ!

目標を目の前に迷いだすアレルヤ君。

獲物を前に舌なめずり。三流のすることだな。by相良軍曹

もう1人との自分との葛藤は結構続きます。

そのあいだに地上から攻撃されないのかと心配になるくらいに。

ラスボスはハレルヤ君なのではないかと心配になるくらいに。

アレルヤ:撃ちたくないんだーー!!!!

アレルヤ:わああああああああ!!!

この作戦立案したのってアレルヤ君だよね?イヤならそんな作戦立案しなければいいのに。

テロ完了

強化人間育成施設が崩れ落ち、周りの住宅大迷惑。

今日の作戦も無事完了したのでした。

 

その頃人革連の荒熊は

セルゲイ中佐:私の知らされていない施設への攻撃…ガンダムのパイロットの中に超兵機関出身者がいる。そして貴官はそれを知っていた!違うか?

研究員:イエ、知リマセンデシタ

セルゲイ中佐:私の権限でこの研究施設を封鎖。貴官には取調べを受けてもらう。

研究員:な、なんですと!

ソーマ少尉:中佐…

ソーマ少尉の生まれ育った機関がなくなってしまったのです。帰る場所を失ってしまったのです。

セルゲイ中佐:待機中だ。持ち場にもどれ。

ソーマ少尉:ハッ

セルゲイ中佐:………

彼はソーマ少尉の父親代わりになる事を決意したのでした。

めでたし。めでたし。

 

次回

刹那君のマフラーおしゃれ塾・マフラー頭巻き編

 

次回の世界遺産

人々が目指した先は、聖地・サンティアゴ・デ・コンポテーラ

 

 

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